薬剤師になると、主に三つの仕事場の中から自分の好きなものを選べます。一つがドラッグストアですね。街中にあるドラッグストアの店員となるわけですが、薬剤師資格を持っていないとできない仕事を任されることになるので、普通の販売員とは少し違う仕事内容となります。
学んできた薬学の知識を動員しなければ務まらない難しい仕事になりますから、収入は高くなりがちです。もう一つは、調剤薬局で働くという手も考えられるでしょう。医師の指示に従って薬を調合し、患者に渡します。ドラッグストアでの仕事とはだいぶ種類が違いますが、これも年収は相当高くなるので悪くない選択肢の一つです。
さらには、漢方薬局で働くという道も選べます。これが三つ目の道ですね。ただ、もちろんこの三つ以外にも道はあります。薬品メーカーで働くこともできますし、公務員になる道も残されています。地域には健康センターのような場所がいくつもあって、そこで資格の持ち主を募集していることがあるからです。
このように、選べる仕事が複数あるのが薬剤師の魅力でしょう。一つの仕事が自分に合わなかったとしても絶望する必要はありません。別の職場に転職をしてしまえば、悩みはすべて解決する可能性が高いからです。