2017年05月12日

増える薬剤師の求人と条件面に関して

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医療系の仕事は安定感が抜群ですが、中でも求人数が増えているのが薬剤師ではないでしょうか。昔に比べると医薬分業が進んだ影響で、調剤薬局の数が右肩上がりに増えています。また、郊外型のドラッグストアの増加もそれに拍車を掛けているのではないでしょうか。

強気の転職をする方が増えていて、転職の回数がマイナスにならないのも特徴と言えるのではないでしょうか。製造業や営業職は、都市部と田舎で給与の差が比較的大きいと言われています。平均年収で言えば、50万円近くの開きがあると言われています。

その点、薬剤師はどこで仕事をしても給与に差が生じることが少ないのもメリットではないでしょうか。全国では薬科大学や薬学部の新設が増えていて、深刻な人手不足を表しているのではないでしょうか。無事に入学をしても六年間学ぶことは大変ですし、実験やゼミで連日帰宅が深夜になることも珍しくはありません。

国家試験に向けた勉強も大変ですが、合格を果たした暁には薔薇色の未来が待っているのではないでしょうか。女性の割合も増えていますし、結婚や出産を経ても再就職がし易いというメリットも強味ではないでしょうか。もちろん、60代以降で第一線で活躍している方も大勢います。

ドラッグストアでは短時間勤務の求人が多いですし、時間給が2500円を超えるのが当たり前です。短い時間で効率良く稼ぐことが出来るので、空いた時間を有効に使うことが出来るのではないでしょうか。今の日本はチーム医療を用いている病院が主流で、医師や看護師の密に連携をしながら患者さんの治療にあたります。

以前に比べると患者さんと接する機会も増えていますし、豊富な薬の知識とコミュ二ケーション能力が求められていると言えるのではないでしょうか。日本の高齢化は急速に進んでいて、高齢者の医療にどうアプローチをして行くのかも大きな課題になっています。

都市部と田舎での医療格差が問題視されていますが、全国のどこに居ても同じ治療を受けられるシステムの構築が求められているのではないでしょうか。通常の処方せんで出される薬は無論、抗がん剤や漢方薬に対しても深い知識を持った薬剤師が必要不可欠ではないでしょうか。

社会人を経験して薬学部の門を叩くケースも増えていますし、やりがいの多さでは他の職種を凌ぐと言われています。製薬会社での研究職の求人も増えていますし、厚待遇で安定した給与が得られる仕事ではないでしょうか。