薬剤師の仕事は、長年に渡り女性に人気の職業です。その理由は給与水準が高いこと、業務内容がそれほどハードではないこと、長く続けられることがあげられます。平均年収に関しては、450万円から600万円程です。一般的な初任給としては、病院は20万円、製薬会社、ドラッグストア、調剤薬局は23万円程ですが、病院への就職が最も人気があります。それは仕事の安定性が最も高い事に関係しています。病院の中でも、国公立と私立では給与などの待遇面で多くの差があります。
神戸地方で就職活動したいと感じている薬剤師は、たくさんの求人情報があるので、ぜひともピックアップして比較するようにしましょう。自分にとって1番魅力を感じることができる条件の良い職場が一体どこになるのか、それを探ることがとても大事なので覚えておきたいところです。今まで培ってきたスキルや経験を全力で発揮させることができるような職場を選ぶと、最初からモチベーションを高めて働くことができます。焦って職場を探す必要はどこにもないので、じっくりと時間をかけて情報を入手し間違いのない職場を選ぶようにしましょう。
13世紀、毒殺による暗殺を恐れた神聖ローマ帝国のフリードリッヒ2世は、主治医に自身の薬の調合をさせませんでした。そして、別の者に薬のチェックをさせたことを起源とする薬剤師という職業及び医薬分業の誕生からおよそ800年が経ちました。日本における薬剤師の誕生は、明治政府が医療制度改革の際、西欧の医薬分業制を導入したことに遡ります。それまで日本では、医師が薬の調合も行う医薬兼業が一般的でした。我が国における薬剤師は現在、どのような活躍を見せているのでしょうか。